中小企業技術革新制度(SBIR)を活用できるか否か、チェックポイントは次の3つです。
中小企業技術革新制度という名から技術をベースにした経営革新を起こすことが期待されています。まずSBIR制度を活用するためには研究開発テーマを有していることが条件となります。逆に、研究開発を進めるにあたって資金調達が必要な中小企業の利用を想定しているともいえます。
研究開発テーマをどのように進めていけばよいか、それをまとめた事業計画を有している必要があります。SBIR制度対象の補助金や委託費の申請書には、収支計画を含む事業計画の内容を記載するものがほとんどです。現時点では計画なく、研究開発テーマのみあるような場合は、申請までに事業計画を策定して応募することも可能です。事業計画策定を支援する個別相談窓口を設けておりますのでご利用下さい。
策定した事業計画では、研究開発テーマの新規性や競争優位性が示される必要があり、また事業計画としての実現可能性が求められます。これらが明確であれば、SBIR制度活用の可能性は高まります。